先にアリガトウと言うコトについて
※2006年12月26日に、FeZn/Firework/inVox に掲載した記事。Vox閉鎖につき転載。
……下書き段階、とも言える?
元は、街で撮った写真に雑感を付けてupしていたものなのだけれど、「雑感」と「下書き」と「完成エントリ」の中の、ドコに位置づけるべきか迷う代物。
メモ。(下書き。)
小林章 氏のBlogにもあったと思う。 文末。ドイツ語では「ありがとう」にあたる語の入る箇所。日本語の文章では「よろしくおねがいします」であったりする件。
画像参照。 鉄道のテロ対策。不審物に対する警戒についての掲示の中で、「なにとぞご了承ください」が「Thank you for understanding」になっている。
さて、かつて中学高校時代、練習中のテニス部の人たち。ボールを飛ばしてしまった時。その転がってゆく方向にいる人に対して。 「ありがとうございまーす」 決して「取ってくださーい」とは言わない。 『このほうが、確実に投げ返してくれるからさ』と、彼らは言う。
すなわち、 先にアリガトウと言う(感謝してしまう)ことによって、感謝に値する事象を引き寄せている。 ……のだと言う、
が。
これはあるいは、単に英語の直訳に過ぎぬのではあるまいか。
それが結果として、 因果逆成を成しているのではあるまいか。
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